2020年現在、徐々にではありますが、多くの会社で副業を許可するのが当たり前になってきました。
- 本業に誇りを持って取り組んでいる
- 本業は嫌いだし残業も多くて辞めたい
- 本業は楽で仕事内容も普通
さまざまな人がいると思います。
どのような人にも共通して言えることは、本業の仕事一本に依存してしまうのは危険ということです。
目次
大手企業ですら倒産、リストラが当たり前の時代
昔は終身雇用が当たり前の時代でした。
新卒で入った会社で30年以上働き、定年を迎え、退職金をもらって老後を過ごす。
大手企業、公務員に就職出来れば将来安泰とも言われていました。
しかし、もうそれは過去の話。
今は大手企業だろうが公務員だろうが、将来を保証されている勤務先などありません。
2019年、経団連の中西宏明会長や大手自動車メーカートヨタの社長である豊田章男社長が「終身雇用を守っていくのは難しい」との発言を覚えている人も多いと思います。
日本経済を支えているトヨタですら、終身雇用が難しいと話しているこの言葉の意味を、日本で働くすべての人が理解する必要があります。
また、
- NEC
- カシオ
- 富士通
- コカ・コーラ
- 日本ハム
- エーザイ
といった有名企業は、45歳以上の会社員(以下:中堅社員)を対象としたリストラを実施しています。
一般的には若手社員に比べると、中堅社員が会社から支給される給与の額はもちろん多くなります。
しかし、必ずしも若手社員が中堅社員よりも能力が低いかというとそうではありません。
中堅社員の方が社会経験年数も長く、キャリアが豊富であることは間違いありませんが、伸びシロという観点から考えると若手社員の方が期待値は高くなります(中堅社員の方々は認めたくないかもしれませんが)。
会社は利益を生み続けなければ倒産します。そのため社員は会社から利益を出すことを常に要求されています。
中堅社員が利益を出すことに大きく貢献出来ているなら何も問題はありませんが、若手社員に比べて生産性が低い場合、会社にとってはただのお荷物ということになってしまいます。
「自分は会社にこれだけ貢献できているんだ!」と自信を持って言える人であれば、45歳以上だとまぁまぁそれなりのポジションについているでしょうから、ひとまずは安心かもしれません。
しかし、「自分はそんなに会社に貢献できていないかも…」と感じている人は要注意です。
いつあなたが会社をクビになってもおかしくはないのです。
自分で稼ぐ力を身に付けないとマズイ
仮に会社に貢献できている人であっても、その会社自体が無くなってしまうというリスクは常にあるということを肝に銘じておく必要があります。
もし今働いている会社が無くなってしまった場合、長年その会社で学んだスキル・ノウハウは他の会社で役立ちますか??
今はAI技術が驚く程早いスピードで進化しています。
総務・事務・雑用といった、特別なスキルを必要としない職種に関しては、近い将来確実にコンピューターが代わりに処理をおこなってくれるようになります。
そのとき、あなたの現在の仕事はまだ人間がやるべき仕事なのか、今のうちから真剣に考えた方がいいでしょう。
一番大切なことは、会社に依存せずに自分自身で稼ぐ力を身に付けるということです。
会社に依存せずに稼ぐ能力があれば、最悪会社が今すぐ倒産しても、生きていくことができます。
「自分にはそんな能力や才能ないし無理だよ…」
もしこんなことを思っているのであれば、なおさら早めに行動した方がいいです。
そもそも何も才能がない人なんてこの世には一人もいません。
自分が勝手に才能がないと決めつけているだけで、世の中にはあなたの考えていることを考えれない人がいます。
あなたができることをできない人も沢山います。
そういった人たちに価値を提供することで、あなた自身の力だけで稼ぐことが可能になってくるのです。
起業しろ、独立しろ、そんなことを言っているのではなく、まずは副業でいいので、自分のチカラで稼ぐという感覚を身に付けることが今の時代とても重要になっています。
時間がない人はスキマ時間をうまく使えばOK
「副業はしたいと思ってるけど、なかなか時間が取れないよ…」という人も多いと思います。
そんな人は、スキマ時間をうまく使いこなすということを意識して欲しいです。
- 通勤電車
- お昼休み
- 夜テレビを見ているとき
- ゲームをしているとき
時間というのは誰にも平等で、1日24時間しかありません。
この時間をどれだけうまく使うかが、副業で稼くことができるかどうかのポイントになってきます。
老後資金は自分で用意する
2019年は2000万円不足というキーワードも世間を驚かせました。
ことの発端は、金融庁が金融審議会で報告した資料に『このままだと年金だけで暮らしていくことは厳しく、別途2,000万円を用意しておく必要がある』と書かれていたことでした。
昔に比べて寿命が長くなり、現在60歳の人の25%は95歳まで生きるとも言われています。
2,000万円足りないとどうなってしまうのか…考えたくありませんが、何もしなければ悲惨な未来が待っていることは確かです。
貯金が2,000万円あれば問題ないという人もいるかもしれませんが、今後物価が上昇していった場合、お金の価値が変わることは大いにありえます。
今は100円で買えているものが、将来的には200円、500円、1,000円になっている可能性だってあります。
そうなってくると、今の2,000万円の価値が将来も2,000万円だとは限りません。
貯金も大切ですが、それ以上に自分のチカラで稼ぐ能力を身に付けておくことの方が、もっと大切ではないでしょうか。
国が自分を守ってくれるなんて保証はありません。自分の身は自分で守る!といった姿勢で日々を生活していくことが、今の時代には重要になってきているのです。
そのためにもまずは副業を始めて、会社一つだけに依存するのではなく、複数の収入源を確保していくことを目標にしていただきたいと思っています。
本サイトでは副業に関する知識をどこよりも丁寧にお届けし、あなたの人生がより豊かになれるような手助けをしていきます。
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